身体への作用
体幹・股関節屈筋群・前鋸筋を使う。地面を押して浮かぶ、静止する技。
自重における位置づけ
プランシェ・Vシットへとつながる体幹の基礎。押す力と体幹を同時に育てる。
必要なもの
床か、低い平行棒。公園のベンチでも代用できる。
こんな人に
体幹を本気で鍛えたい。静止する技の難しさと面白さを知りたい。
Lシットは、地面を押す力で浮かぶ。
腹筋だけではない。
腕・肩・体幹が同時に機能して、
はじめて身体は宙に在る。
Step by step — 6つのステップ
01
片足交互上げ
Single Leg Raise
床に座り、手を腰横につき、片足ずつ交互に持ち上げる。股関節屈筋群と腹部の圧縮力(コンプレッション)への入門動作。まずここから感覚をつかむ。
02
両足の上下
L-sit Leg Raises
同じ姿勢から両足をそろえて上下させる。股関節屈筋とコア全体への負荷が増す。脚を完全に伸ばすことより、まず上げる習慣から。
03
両足を左右に振る
Windshield Wipers
Lポジション付近で浮かせた両足を左右に振る。体幹の側屈・回旋に対する安定性と動的制御を同時に鍛える。これは単純に見えてきつい。
04
腕で押し上げる
Compression Press
手を床に押し込み、肩甲骨を下制させながらお尻を浮かせる。これがLシットの核心。脚を上げる前に、まず押す力を養う段階。
05
瞬間的に浮く
Momentary L-sit
形が崩れてもいい。1〜2秒だけ両足を伸ばして浮く。この一瞬の成功体験が神経系を開拓する。できた瞬間を覚えておく。
06
Lシット
L-sit
両脚を伸ばした状態で3秒以上キープ。腕・体幹・股関節屈筋が統合されたとき、身体は静かに空中に在る。